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ひごし動物病院

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〒215-0025 群馬県前橋市樋越町865 TEL.027-284-0880

犬・猫イメージ

ペットの病気について

フィラリア症の予防についておさらい

わんちゃんのご家族なら誰しもご存じのフィラリア症
そのフィラリアについて、すこし詳しく見ていきましょう。

蚊がミクロフィラリアという寄生虫を運び、蚊がわんちゃんを刺すことで、フィラリアの幼虫が筋肉などに入ります。その後、皮膚の下や筋肉の中に潜み、約2ヵ月かけて成長してから血管内に入り込み血液中に出て、最終的に心臓(肺動脈~右心房心室)で成虫になります。

小さな心臓の中に、大きいもので30cmという虫がいるわけですから、命に関わる事態です。
症状としては、元気がなくなる。
      咳をする。
      食欲がなくなる。
      突然へたり込む。
      お腹が膨らんでくる。
      おしっこが赤くなる。
など。。。心当たりがある方はすぐに診せてください。

フィラリアの予防薬の作用ですが、皆さんはお薬を飲ませると1ヵ月間はお薬の効果でフィラリアに感染しないと思われていませんか?
また、蚊に刺される前に飲んでおけば大丈夫だと思っていませんか?

フィラリアのお薬を1回飲むと、わんちゃんの体の中で1~2ヶ月成長した幼虫駆虫できます。
 予防薬というより、駆虫薬(虫下し)のお薬です。

つまり月に1回飲ませるのは1~2ヶ月成長した幼虫を駆虫するためなのです。
飲んでから1ヶ月間感染予防する薬ではないのです。
ですから早めに飲むのはお薬の使い方として正しくありません。
 
そして、一番重要なことは、蚊に刺された後1~2ヶ月してから薬を飲むことです。
 
ですから当院では、毎年5月~12月まで薬をお渡ししています。
フィラリアのお薬はいつから始めるか?よりも、いつまで飲ませるか。が重要ですflair

蚊がいなくなる季節の1~2か月後に最後のお薬をあげることで、体の中にいる可能性のある幼虫を駆除します。お薬をあげ忘れると、フィラリアの幼虫が育ってしまいお薬が効きません。

また、お薬を早い時期に終了してしまうと、万が一幼虫が体の中にいた場合には翌年の春には心臓で成虫になってしまいます。

正しい知識を身につけて、かわいいdogheart04わが子達に、適切な予防をしてあげましょう!!


2009年04月04日

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